西国札所11番・10番・9番

先週に引き続き、西国札所11番（醍醐寺）・10番（三室戸寺）・9番（興福寺南円堂）と逆順で巡拝してきた。11番・10番は京都南部、9番は奈良で、いずれもＪＲ奈良線の沿線に位置する。固めて回ってしまったほうが効率的だ。京阪六地蔵駅（中書島から宇治よりに３つ目）を起点に、六地蔵駅→醍醐寺→三室戸寺→ＪＲ宇治駅と１２キロぐらい歩き、ＪＲ宇治駅→ＪＲ奈良駅は距離もあるので電車を使った。醍醐寺と三室戸寺（みむろどじ）は町中の寺だが丘の上にあり、どちらも庭園が見事だ。ただし、醍醐寺は拝観料も１０００円と結構取る。９番の興福寺南円堂は奈良公園の猿沢池の横にある。観光地の真ん中で、入山料は不要。すでに梅雨入りしているので、天候は安定せず、降っては晴れてを繰り返した。当初は時間が余ればもう一か所回るつもりだったが、３つにとどめておいた。一日にあまり多くの札所を回っても印象が薄れてしまうので、三か寺くらいがいいと思う。