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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

トスカニーニのローマ三部作

トスカニーニのローマ三部作_b0109511_21020215.jpgトスカニーニのローマ三部作_b0109511_21014768.jpgトスカニーニのローマ三部作は録音は古いが決定盤とされる。小生が若いころ出ていたLPでは「ローマの松」の「アッピア街道の松」がB面の一番外周に入るように「ローマの松」を分割した曲順となっていた(Dレンジが一番大きいため)。そんなこともあって、ずっと3部作はLPやCDでは一枚ものと思って来た。

しかし、実際は違うようだ。まず「祭」が10インチ盤で単独で出て、次に「泉」と「松」がカップリングで出ている(上)。録音も「祭」が1949年、「泉」が1951年、「松」が1953年と2年刻みだ。「祭」はのちに他の楽曲とカップリングされるようになる(下)。しかし、3曲が1枚ものになったのはLP時代も後半に入ってからのようだ。それがどうした、と思われるかもしれない。3曲あるが、「祭」がちょっと異質で、鑑賞も後回しになりがち。「祭」を別アルバムとして分ければ鑑賞に好都合と思う。トスカニーニの音源はその意味でもうなずける。

トスカニーニのローマ三部作_b0109511_21021421.jpgトスカニーニのローマ三部作_b0109511_21024166.jpg

Commented by 大石良雄 おおいしよしたか  at 2021-04-22 22:45 x
拝啓 サイトヘッド(SH)様には日々勉強させて頂き感謝いたします。トスカニーニのローマ三部作=特にアッピア街道の松には驚きました。Studio録音とライブが複数ありますが誰よりもド迫力が在り特にライブは珍しく燃え狂っているかの様です。SH様ならお気づきのはずですが、この当時の「トスカニーニ始めモノラル録音物は通して異様な迫力を持っていた」と。よくよく聴きますと「モノ録音で楽器の定位が全てセンター中央で、更に収録もマルチマイクでは無く、更にアナログ特有の=世代を重ねエッジが減り、独自のコンターエフェクト低音増強による劣化のなせる業」とも言えるのかと。特にティムパニ含む打楽器にそう感じます。突然ですが「伊福部昭先生のゴジラ他シリーズ、旧ウルトラシリーズ、Bグレイのサンダーバード」等の音源の「新録音盤」が存在するが、オリジナルを知り尽くす我々が聴くとどうにも物足らず迫力も無い。これはオリジナルには無い楽器の「変なステレオ定位の左右分け、ミス修正による奇麗過ぎ」が原因の様です。よってこれらの新録は全く意味が無い。この当時のクラシック録音はStudio物でも相当下手で適当なテープ編集が多く素人でも解りますが、それが面白い。そういう全てが何故か楽しく面白く愛おしいのですがSH様は如何でしょうか? 敬具

Commented by yoshisugimoto at 2021-04-23 05:43
昔のエンジニアはいい意味でアマチュア的でした。言われる通りだと思います。トスカニーニの録音はスタジオ録音もライブ録音も意外といい音で残っており、興味は尽きませんね。
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by yoshisugimoto | 2021-04-04 21:24 | クラシック音楽CD | Comments(2)