家具調バックロード・ホーン
2021年 03月 31日

オーディオ・マニアならふつうスワンをつくる。中空にユニットが来ると、音場感を最良にできるからだ。しかし、D102の方式でも音場感は悪くない。無限大バッフルを4象限に分けると、D102の方式はバッフル効果が1/4になるということ。3/4は空いており、これが結構健闘できる理由ではないかと思う。
スワンの方式だと他のスピーカーと同居するためには横に並べるしかない。横に並べるとどのスピーカーにも悪影響が出る。しかし、D102の方式だと置台に使えるので、悪影響も最小限にとどまる。スワンよりD102のほうが実用的で具合がいい。いろいろスピーカーを使ってみたいマニアにとってはスペース・ファクターも大切なポイントということ。フルレンジだけでは分割振動が多く、オーディオは完結しない。
by yoshisugimoto
| 2021-03-31 09:55
| オーディオ
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