プロコフィエフのピアノ協奏曲１番

手持ちの音源にたまたまプロコフィエフのピアノ協奏曲１番が収録されているのに気付いた。この曲はプロコフィエフの若書きの曲で15分ほど。3楽章あるのだが続けて演奏される。改めて調べたからそういうこともわかったが、もともとあることすら知らなかった。オリジナルＬＰは右だが、単に詰め込んだだけである。

気づいてよかったのは、これでプロコフィエフのピアノ協奏曲が全曲そろったということ。プロコフィエフのピアノ協奏曲は全５曲で、何と言っても３番が一番有名。次は5番か。１・２・４番は全集でもない限り、なかなか音源がない。特に４番はヴィットゲンシュタインの依頼で作曲した左手のための協奏曲で、なかなか単独では録音も演奏もされない。これはオーマンディ＝ゼルキンの録音が手元にある。２番はミュンシュ＝アンリオ・シュヴァイツァー。バラで全部そろうと気持ちがいいのは朱印集めと同じ感覚と思う。本来１番は３番とカップリングで出ていた（下）