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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

カラライズド復刻

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カラライズド(着色)映画というのがある。個人的にはこうした「創成」は大賛成なのだが、世間の大勢は反対一色だ。オリジナルの深みがないとかオリジナルを冒涜しているとか酷評される。映画の着色はAIを使えば割と簡単らしいが、着色映画のDVDは結構入手困難ですらある。昔の特撮、ウルトラQのカラライズド版が以前出たことがあって、当時何万円もしたのだが、今は一作何十円でレンタルできるので借りてみた。放送当時小生は小学生低学年だったが、リアルタイムで見ている。時空を超えた蘇り感は素晴らしい。

これは何かと似てるなと思ったら最近のSPの復刻がこの感覚に近い。針音がなく、音質もLPとさして遜色ない。70年、80年といった時空を超えるのは感動的だ。SPの復刻を冒涜と言わないように、カラライズド復刻が一般に普及すればいいのにと思う。一般に普及しないのは復刻技術がまだ発展途上ということもあるのだろうか。さらなる進歩を期待したいところだ。
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Commented by 大石良雄 おおいしよしたか  at 2021-04-22 23:09
拝啓 サイトヘッド=SH様にはよろしくお願いいたします。しかし驚いた、、まさかこちら様で旧ウルトラについてお話しできますとは。当時自分は確か小1でしたがこの当時「円谷、Pプロ、東映」他全て観ており明確に記憶しています。結論としてSH様とは正反対に「カラー着色化は反対」です。これはおそらく円谷英二が存命なら間違い無く阻止しましたね。これは根本的に邪道でありオリジナル作者の意図を完全に無視してしまうと。当時の監督やプロデューサー等が存命でその指示ならばなんとか納得も出来るがそうで無いなら単なる後付け自慰行為ですね。但しSH様の言われる「SP盤の例え」は賛同できます。これは正直そのままの「盤起こし」ではノイズが激しすぎる=しかし此処で「単にノイズを削り落とすだけなら猿でも出来る」が、如何に「芸術的音楽的に原音を極力削らず劣化させずにノイズのみ削り取る」のが本当のリマスタリングですね。例えば「トスカニーニ&フィラデルフィア録音=Jコーベットのリマスタリング」等。確かに例のレーザープレーヤー等ならよいのでしょうが、その価格と価値コスパを考えれば、高性能アナプレーヤーと各種ソフト、マスタリングファイナライザー、DSDレコーダーで用は足りそうですね。しかしこのサイト様は面白い。物凄く期待しております。良いオーディオをお持ちらしく期待しています。敬具
Commented by yoshisugimoto at 2021-04-23 05:56
「七人の侍」のカラー版を見てみたいものですが、効果を狙って現場に墨汁を撒いたりしたとのことなので、これは無理かなと思っています。小生もウルトラQは小1、ウルトラマンは小2でしたからもしかしたら同学年?58年~59年のお生まれでしょうか。
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by yoshisugimoto | 2021-03-15 15:09 | オーディオ | Comments(2)