ヤナーチェク:タラス・ブーリバ
2021年 02月 02日
『隊長ブーリバ』というアメリカ映画があった。主演はユル・ブリンナーでブーリバに率いられたウクライナのコサックが隣国ポーランドと戦って自分たちの土地を取り戻すというもの。しかし、ブーリバの息子たちは死に、最後にブーリバも火あぶりで殺される。勇壮な騎馬シーンが記憶に残っている。もともとはロシアのゴーゴリの小説なのだが、ヤナーチェクもこの題材で表題音楽をつくっている。映画で見ているので鑑賞しやすいが、なかなかの名曲。これは古いがターリヒ盤が素晴らしい。ターリヒの録音は東側だったこともあってイマイチぱっとしないが、この音源に関しては良好で、ターリヒ最高の一枚だと思う。
タラス・ブーリバ
Taras Bulba
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 - Czech Philharmonic Orchestra
ヴァーツラフ・ターリヒ - Václav Talich (指揮)
by yoshisugimoto
| 2021-02-02 14:15
| クラシック音楽CD
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