マショー:「ノートルダム・ミサ」
2021年 01月 25日

古楽も聴けば素晴らしいのだが、クラシック・ジャズの両方を楽しむ小生は手が回らない。しかし、ノートルダム・ミサは史上初のミサなので、ぜひ押さえておきたい。作者のギョーム・デ・マショーは14世紀の人で、日本でいうと鎌倉幕府滅亡のころ、太平記の時代だ。今は十指に余る録音が出ているが、デラー盤は古典的名盤。いささか古くなったそうなのだが、初心者の小生にとってはまずこの音源から入門である。後世の音楽にはない不思議な響きで、かえって斬新に聴こえる。録音は1960~61年で、ステレオ初期とはいえ十分な音質だ。
ランス大聖堂の音楽とパリ・ノートルダム楽派の音楽
【曲目】
マショー:「ノートルダム・ミサ」、ペロタン:グラデゥアーレ「支配者らは集まりて」、作者不詳:コンドゥクトゥス「あわれみ深きわれらの父よ」、シャンスリエ:コンドゥクトゥス「いいたまえ、キリストの真実よ」、ペロタン:グラデゥアーレ「地上の全ての国々は」、作者不詳:「アレルヤ、よみがえりたまいしキリストは」&グラウズラ「死は」、ペロタン:グラデゥアーレ「アレルヤ、乙女マリアのほまれある御誕生」
【演奏】
アルフレッド・デラー(指揮)、デラー・コンソート、コレギウム・アウレウム団員
【録音】
1960&1961年 ドイツ,フレンデンベルク司教座教会,クネヒトシューデン大修道院付属教会
by yoshisugimoto
| 2021-01-25 20:36
| クラシック音楽CD
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