セルのドボ8
2021年 01月 15日

セルのドボ8の録音はデッカ盤・CBS盤・EMI盤そしてライブ盤と何種類もある。一般的な推薦盤は最晩年のEMI盤だろう。上の録音は一番早いデッカ盤で、1951年録音。カルショーのプロデュース。CD(右)で再発されているが、初めて聴いたときはキンキンの低音不足で聴くに堪えないと思ったものだ。今では装置も向上し、ステレオ録音に迫る豊かな音で聴ける。デッカのFFRRは当時としては優秀な音だったが、今となっては古い。しかし、これを工夫してよみがえらせるのはオーディオの楽しみ方のひとつだと思う。一言で言えば低音の厚みはあるが、音の軽いスピーカーがうまく鳴る。うまく鳴ったときは優秀録音がうまく鳴るよりうれしい。モノラル録音は左右の拡がりは出ないが、奥行き感はむしろ有利。ステレオ音源はステレオで聴きたいが、モノラル音源が個人的に大好きなのだ。
by yoshisugimoto
| 2021-01-15 10:41
| クラシック音楽CD
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