リーダーズ・ダイジェスト音源
2020年 12月 07日
リーダーズ・ダイジェストというと今でも世界有数の発行部数を持つ雑誌らしい。以前日本版も出ていたが、30年以上も前に廃刊になっている。流通は一般書店ではなく、通販だったが、雑誌以外でも通販でいろいろな企画を販売していた。クラシック音楽の世界では60年代前半の家庭用名曲全集の企画(上)が有名だ。
リーダーズ・ダイジェストでの録音制作は米RCAが依頼を受け、当時のRCAの名プロデューサー、チャールズ・ゲルハルトのもと、当時提携関係であった英DECCAの名エンジニア、ケネス・ウィルキンソンが録音を一手に引き受けて行なわれた。ロイヤル・フィルを中心としたシリーズは、その豪華な指揮者陣と、RCAスタッフによる優れた録音によって高い人気を誇っていた。
リーダーズ・ダイジェスト録音のCDは以前、は米チェスキー・レーベルから数多くのアイテムが高音質リマスターで出ていた。現在ではほとんどが廃盤で、代わってスクリベンダムから出ている。家庭用名曲全集だったので、オリジナル・ジャケットがないに等しく、単売はすべて再発ジャケットになるが、あまり当時の雰囲気を伝えていないのが残念なところ。たとえばケンペのスクリベンダムの一枚(下)だが、このジャケットで聴いてもイマイチつまらない。
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杉ちゃん
at 2020-12-07 17:58
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書籍販売会社ではないですが、此の頃、通販で「コンサートホールソサエティ」
というレコードが有りましたね、
というレコードが有りましたね、
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yoshisugimoto at 2020-12-07 21:05
「コンサートホールソサエティ」=録音イマイチ・・・と考えて例外はないです(笑)マニア向け音源が多く、好きですけどね。
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杉ちゃん
at 2020-12-18 22:18
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>「コンサートホールソサエティ」=録音イマイチ
ええそうなんですか?当時、入会すると¥600円でLPレコードが手に入る
ので人気でしたが、録音は何処でやってたのでしょうね(笑)今で言うNAXOS
みたいな感じでした。(駆け出しの頃のマゼールやシューリヒトが録音してま
した記憶があります。
ええそうなんですか?当時、入会すると¥600円でLPレコードが手に入る
ので人気でしたが、録音は何処でやってたのでしょうね(笑)今で言うNAXOS
みたいな感じでした。(駆け出しの頃のマゼールやシューリヒトが録音してま
した記憶があります。
by yoshisugimoto
| 2020-12-07 08:06
| クラシック音楽CD
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