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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

HAP-Z1ESをSSDに換装

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HAP-Z1ESをSSDに換装をSSDに換装するのは、いろいろなブログで記事になっている。作業は簡単なので、小生もやってみた。どうせやるなら容量も増えたほうがいい。2TBまではいける、という情報を得たので、2TBのSSDを調達。皆さんは換装後工場設定に戻して初期化している。これだと後のデータ復旧が時間がかかってたいへんだ。HAP-Z1ESはUSB2.0しかサポートしていない。そこで内蔵HDDのクローンをつくることにした。クローン自体は正常にできたと思う。

これをクローンのSSDを装着、HAP-Z1ES本体を立ち上げたところ、画面は出るが再生しない。何度か立ち上げ直してもダメ。やむを得ず皆さんのやっているように工場設定で初期化した。これでサンプルデータは再生するようにはなった。そこで外部ディスクをつなぐ。スキャンしますか、のプロンプトが出るがこれはノーチョイスだ。スキャンしないとデータベースができない。何時間かかけてスキャンが完了した。

ここで危惧していたことがわかった。再スキャンするとHAP AUDIO REMOTEで編集したデータはすべてリセットされる。リッピング直後の状態に戻ってしまうのである。苦労して入れた画像データも消えてしまった。

かねてからHAP AUDIO REMOTEで編集したデータ(メタデータと呼ばれる)はどうなるんだろう、とは思っていた。これは機械上個体が便宜的に保持しているだけで、機械が変わるとパーになるのだ。これはそういう仕様だから仕方がない。しかし、そんなことは今回の経験をしない限りわからなかった。

とにかく、今後はHAP-Z1ESとの付き合い方を変える必要がある。メタデータが引き継がれないなら、編集データは資産とはなりえない。メタデータではなく、元ファイルのデータをきっちり作りこんで、HAP AUDIO REMOTEの編集機能は一切使わないことがポイントだ。HAP AUDIO REMOTEは最高のソフトだと思って来たが、そのメタデータが機械個体限りというのはホントに残念だ。夢から覚めた気分である。

今回のことは、アホだったと言ってしまえばそれまでだが、こんなことでもないと分からなかった。むしろ遅ればせながら分かってよかった。HAP-Z1ESをリプレースした時に気づけばより被害は甚大だったことだろう。リッピングした音楽ファイルは残っているし、編集ソフトMP3TagではHAP-Z1ES内部のデータを直に書き換えることができるようなので、なんとか頑張って時間をかけて復旧するしかない。喪失感は大きいが、それも人生だろう。音楽は一応聴けるし・・・
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by yoshisugimoto | 2020-11-29 06:49 | オーディオ | Comments(0)