HAP-Z1ESをSSDに換装
2020年 11月 29日

これをクローンのSSDを装着、HAP-Z1ES本体を立ち上げたところ、画面は出るが再生しない。何度か立ち上げ直してもダメ。やむを得ず皆さんのやっているように工場設定で初期化した。これでサンプルデータは再生するようにはなった。そこで外部ディスクをつなぐ。スキャンしますか、のプロンプトが出るがこれはノーチョイスだ。スキャンしないとデータベースができない。何時間かかけてスキャンが完了した。
ここで危惧していたことがわかった。再スキャンするとHAP AUDIO REMOTEで編集したデータはすべてリセットされる。リッピング直後の状態に戻ってしまうのである。苦労して入れた画像データも消えてしまった。
かねてからHAP AUDIO REMOTEで編集したデータ(メタデータと呼ばれる)はどうなるんだろう、とは思っていた。これは機械上個体が便宜的に保持しているだけで、機械が変わるとパーになるのだ。これはそういう仕様だから仕方がない。しかし、そんなことは今回の経験をしない限りわからなかった。
とにかく、今後はHAP-Z1ESとの付き合い方を変える必要がある。メタデータが引き継がれないなら、編集データは資産とはなりえない。メタデータではなく、元ファイルのデータをきっちり作りこんで、HAP AUDIO REMOTEの編集機能は一切使わないことがポイントだ。HAP AUDIO REMOTEは最高のソフトだと思って来たが、そのメタデータが機械個体限りというのはホントに残念だ。夢から覚めた気分である。
by yoshisugimoto
| 2020-11-29 06:49
| オーディオ
|
Comments(0)


