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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

OSCAR PETTIFORD QUINTET, VINNIE BURKE QUARTET

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1957年リリース。A面はチャーリー・ラウズやデューク・ジョーダンが参加したオスカー・ペティフォードのクインテット、B面には白人ベーシスト、ヴィニー・バークによるアコーディオンを交えたカルテットでの演奏を収めたもの。LPはA面B面が明確に分かれていたため、全く別の音源2つをLP1枚で発売するということはままあった。これがCDになるとどこが境目か曲目で判断するしかない。そしてこの中途半端さや煩雑さで何となく鑑賞から遠ざかるというのがお決まりのパターンなのだ。PCオーディオの昨今はこういう音源はいっそのこと2分割してしまうのがいいと思う。

2分割したペティフォードの音源は6曲しかないが、高水準で楽しめる。他のペティフォードの音源から抜きんでているわけではないが、決して聴き劣りするものではない。バークのほうは、ドラムスもピアノもない変わったジャズ。代わりにギターとアコーディオンが入る。変わっていて悪くはないのだが、あまり高くは買えない。録音もやや歪感かある。ペティフォードを楽しむ音源と割り切れば、まずまずの内容だと思う。

Oscar Pettiford(b/cello) Charles Rouse(ts) Julius Watkins(f-horn) Duke Jordan(p) Ron Jefferson(ds)
Vinnie Burke(b) Ronnie Odrich(cl) Don Burns(acc) Joe Cinderella(g)

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by yoshisugimoto | 2020-11-24 07:24 | ジャズ | Comments(0)