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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

小口径バックロードホーンにはフルレンジのサブウーファーを

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バックロードホーンの良さは「高能率で音離れのよい音、軽い音」だ。一度病みつきになると離れられない。しかし、高能率必ずしも高感度ではない。JBLのD130はバックロードホーン向けのユニットで能率は優に100dBを超えるが、中高音の音質はよくない。高能率といっても全体的なバランスが大切だ。バランスも考えれば口径は10cm~20cmが適当だろう。部屋が6畳くらいで狭いならあまり大きなエンクロージャーは圧迫感があり、音場感も出にくい。10cmか12cmが適当だ。

といっても、10cmか12cmのバックロードホーンでは、ローエンドが再生できないので、再生音のミニチュア感が払拭できない。一言で言えば若者向きのローコスト・サウンドなのだ。解決策はある。別途フルレンジで別置きのサブ・ウーファーやスーパー・ウーファーを追加すればいい。

小生はFF165WKの指定標準箱を10mHで追加してサブ・ウーファーとしている。さらに長岡式FE208Sをタンデムで使ったASW(Fd=30Hz)を18mHで追加してスーパー・ウーファーとして鳴らしている。ここまでローエンドを伸ばせば、ローコスト感はまるでない。市販品にはない堂々たるHiFiサウンドと言っていい。

雑誌の記事を参考にバックロードホーンをつくっても、どうもチープな印象が払拭できないのはローエンドの再生に難があるからだと思う。16cmや20cmのバックロードホーンだとその能率に見合ったローエンドの確保はパッシブでは難しい。10cmや12cmならパッシブでも簡単だ。小口径バックロードホーンのメリットは比較的能率が低いので、ローエンドの追加が簡単なのだが、雑誌記事を見てもどこにもそんなことは書かれていない。ローエンドの追加を長年実施してきた筆者としてはぜひとも指摘しておきたい。

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by yoshisugimoto | 2020-09-24 09:39 | オーディオ | Comments(0)