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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ブレンデル・フェアウエル・コンサート

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2008年録音。Farewell Concertsと複数になっていることからわかるようにオケ協演とリサイタルを合わせたもの。モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルト他からなる。20世紀に入ってからの録音はさすがに透明感があって、ブレンデルのピアノが神々しく聴こえる。宇野功芳やそのシンパのようにブレンデルなら例外なくこき下ろす評論家や愛好家がいたことも事実だ。つまりは小澤征爾と同じ現象。フェアウエル・コンサートを聴く限り批判されるような演奏ではない。素晴らしいと言うしかない。シュミット=イッセルシュテットとブラームスの協奏曲1番を録音したのが1972年のころ。あれから35年以上経過したわけだが、立派な演奏家人生だったのだと思う。

【曲目】
CD1
1-4. モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調《ジュノム》K.271(*)
5-7. モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第18番 ヘ長調 K.533/K.494
CD2
1-4. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 作品27-1
5-8. シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
<アンコール>
9. ベートーヴェン:バガテル イ長調 作品33の4
10. シューベルト:即興曲 変ト長調 作品90の3, D899
11. J.S.バッハ/ブゾーニ編:「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659 -18のコラール・プレリュードから
【演奏】
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
サー・チャールズ・マッケラス(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
【録音】
2008年12月14日 ハノーファー(CD1:4-7、CD2)
2008年12月18日 ウィーン(CD1:1-3)
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by yoshisugimoto | 2020-08-25 06:57 | クラシック音楽CD | Comments(0)