
マーラーの4番は3楽章終わりのトゥッティ、4楽章のソプラノ独唱など聴きどころが多い。トゥッティではグランカッサが轟くので、格好のオーディオチェック音源でもある。手持ちは10種を軽く超えると思う。古くはメンゲルベルク、ワルター、ステレオではバーンスタイン、クレンペラー、ライナー、セル、比較的新しいところでは、マゼール、インバル、テンシュテットといった録音が思い浮かぶ。ソプラノの名唱でいえば、クランペラー盤のシュヴァルツコップ、バーンスタイン盤のグリスト、そしてアブラヴァネル盤のタブラツを三指としたい。そのほかがダメということでは全くない。甲乙つけがたいのが正直なところだ。
もういいんじゃないかと思うが、またまたベイヌム・リッチー盤が増えてしまった。1951年録音で、お目当ては演奏よりはデッカのFFRR。期待通り、このころの録音としては極めて鮮明。鑑賞にほぼ不満はないが、さすがにグランカッサは聴こえない。マーガレット・リッチーは20世紀前半に活躍したイギリス人のソプラノということだ。今回初めて知った。

ヒストリカル音源のファンとしては、モノラル初期の音源を聴くのが楽しいのだが、最新録音ばかり聴いている一般のオーディオマニアからしたら、「何を好き好んで」と思うに違いない。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-30026192"
hx-vals='{"url":"https:\/\/compact.exblog.jp\/30026192\/","__csrf_value":"048752dd07531d155abdfa64d9c8326e2282a6320963ac8f91969f39234d56da0a9bbd0e6ca4beec2407a9fe514cca725c6404a19aca678f5ad08ef0fe737cab"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">