アルペジオーネ協奏曲
2020年 04月 27日
シューベルトのアルペジョーネ・ソナタはいわゆる通俗名曲だ。メロディーは一度聴いたら忘れないが、ずいぶん甘口で、そういつも聴いていたい曲ではない。西条卓夫氏の著作にあったが、ピアティゴルスキーのリサイタルに出かけたところ、バッハの無伴奏が一方的にアルペジョーネ・ソナタに変更されたため、怒り心頭、途中で帰ってきたそうだ。お怒りは十分理解できる。
この曲をそのまま聴いてもそんなに面白くないという向きには「アルペジオーネ協奏曲」というゲテモノがある。往年の名チェリスト、カサドがオケ伴編曲したのだが、それだけにとどまらず、コンチェルトとしてあれこれ加筆している。胡散臭いが珍品としての面白さは無類である。LPは左。右はCD。すでに廃盤だが中古で手に入る。
この曲をそのまま聴いてもそんなに面白くないという向きには「アルペジオーネ協奏曲」というゲテモノがある。往年の名チェリスト、カサドがオケ伴編曲したのだが、それだけにとどまらず、コンチェルトとしてあれこれ加筆している。胡散臭いが珍品としての面白さは無類である。LPは左。右はCD。すでに廃盤だが中古で手に入る。
by yoshisugimoto
| 2020-04-27 18:47
| クラシック音楽CD
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