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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

交響詩「プシュケ」

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フランクの交響詩「プシュケ」という作品がある。ギリシャ神話の「クピドとプシュケの物語」を音楽で描写したもの。クピド(キューピッドまたはエロス)が人間界の絶世の美女プシケに恋するが、いろいろの紆余曲折を経て、プシケが神格を得て結ばれ、ハッピーエンドというお話。古来、絵画や彫刻のテーマとなってきた(下)。
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長岡さんの外盤紹介では「眠気をさそうような音楽」と書かれていたが、一聴そう聴こえる。しかし、深い作品でそれだけでは片づけられない。聴いていると思い当たるのは、これは「ダフニスとクロエ」や「牧神の午後への前奏曲」の先輩格の作品だな、ということ。とはいえ、知名度は低い。かなりの音楽ファンでも知らないという人は多いと思う。しかし、知られていないから劣るのではなく、優劣はない。むしろ、優れているのかもしれない。

我が家には以前からフルネとオッテルローの音源があるのだが、あまり真面目に聴いたことはなく、今になって聴いているありさまだ。古くはメンゲルベルクが録音しているが、はて誰の録音があっただろうか。この曲が話題になったことはなかったように思う。しかし、これは繰り返して味わうに値する名作なのだ。

これまでご縁がなかったのはフルネ盤のジャケット(下)のせいでもある。こんなジャケットでから傑作が聴こえて来ても台無しだ。ジャケット違い(上)もあるが、これだって多少はましという程度で理想からは遠い。この曲は曲想にあったジャケットは難しい。
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by yoshisugimoto | 2020-04-26 06:43 | クラシック音楽CD | Comments(0)