
LP時代、CBS録音はデッカやフィリップスより劣る、とファンの間ではみなされていた。CD時代になってリマスターが出回るようになっても同じ評価だったが、今回マスタークロックジェネレーターを追加し、DSD変換をかけるとさして違いが見当たらなくなった。CBS録音も負けず劣らず健闘している。よくわからないが、再生側が改善すると、CBS録音と他社録音の差がどんどん縮まっていくように感じた。90年代にSONYのエッセンシャル・クラシックスを聴いたときにはやっぱりCBSの音でキンキンだ、と思ったものだが、同じ音源を今聴いても全くそうは思わない。
これはどう理解したらいいだろうか。CBS録音もマスターはしっかり音が入っていた。しかし、CBS録音をうまく再生するためには再生側の進化が必要だったということ。つまりCBS録音は悪いのでははなく、うまく再生するのが難しかっただけということだと思う。まあ、機材は似たようなものをつかってプロが録ればそう優劣はないはずだ。デッカやフィリップスはこれを発展途上の再生装置でうまく聴かせるノウハウがあった、ということになろうか。そのノウハウのあるなしが録音がいい・イマイチの分かれ目になったというわけだ。
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