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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

「ガーシュウィン&フランス音楽名演集」ハイフェッツ

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ハイフェッツがCBSではなくRCAの専属だったのはよかった。不世出のヴィルトゥオーゾが考えられる最高の音で残ったからだ。さすがに30年代の音は古いが戦後の録音ならどれを聴いても現在の感覚で堪能できる。これは1965年の録音だが、現代の録音とほとんど遜色ない。XRCDになったのもうなずける。我が家にあるのは20年前の普通のCDだが、XRCDでなくても十分。オーディオ機器が良くない時代はハイフェッツの録音はのこぎりの音が出たものだ。最近のDACでDSD512に変換して聴くと、そうしたことは全くなくなった。

ただLP時代も詰込みで苦労したようで、「ガーシュウィン&フランス音楽名演集」という全く関係のない内容が抱き合わせになっている。リッピングしたら、ジャケット写真は同じでも2つに分けたほうがいいだろう。「ガーシュウィン」と「フランス音楽名演集」は全く気分が異なるし、続けて聴きたいとも思わない。

JMXR24047

・ガーシュウィン:3つの前奏曲

・ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」より
 サマータイム
 女は気まぐれ
 うちの人は逝ってしまった
 そんなことはどうでもいいさ
 ベス、おまえはおれのもの
 ブルースのテンポで

・ドビュッシー:
 髪
 ゴリウォーグのケークウォーク
 美しい夕暮れ

・ラヴェル:
 高雅にして感傷的なワルツ第6番
 高雅にして感傷的なワルツ第7番

・プーランク:常動曲
・サン=サーンス:白鳥
・イベール:小さな白いロバ

 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 ブルックス・スミス(pf)
 録音:1965年4月 ハリウッドRCAスタジオ(ステレオ)
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by yoshisugimoto | 2019-12-23 07:35 | クラシック音楽CD | Comments(0)