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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

小型バックロードホーンはミニチュアの音

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バックロードホーンは自作スピーカーとして人気が高い。特にQoの低い小口径ユニットでバランスよく低音を出すには唯一の切り札といっていいだろう。ヤフオクなんかを見ても完成品・キットの出品が多い。

しかし、バランスよく低音が出ても、どうしてもミニチュアの再生音になる。小口径の低音では質・量とも不十分。それからの発展性には問題ありだ。本当の楽器の大きさを出そうとすると、どうしてもサブウーファー・スーパーウーファーを使うしかない。その場合、バックロードホーンの背面の低音は邪魔になる。かぶってしまうわけだ。デバイダーでカットすることになるが、カットするくらいなら、バックロードホーンという方式を選んだことが間違いだったということになる。

むしろ小型の低音だら下がりのバスレフをつくって、サブウーファーにつないだほうが具合がいい。バスレフのダクトで低音を効かせようとは考えず、息抜き穴として確保する。こうすれば、かぶらずうまくサブウーファーともつながる。

なお、市販のサブウーファーは音が重いので、小口径フルレンジとはうまくつながらない。少し大きめの口径のフルレンジ、例えば10cmなら16cm程度をサブウーファーとするのがよいと思う。10mH程度のコイル1個でうまくつながる。市販のサブウーファーはローエンドのみを補強するスーパー・ウーファーとして使うなら何とかなる。

大型のバックロード・ホーンは十分楽器の大きさが出るので、問題はないのだが、箱が大きくなるし、部屋もある程度の広さが必要となってくる。ローエンドのみを補強すればいいが、スピード感が合った市販のスーパーウーファーはそうそうない。ASW・DRWはいずれも箱が大きくなる。それに大型バックロードホーンは中高音の繊細感やステージ感は小口径に劣る。大型バックロード・ホーンを使うなら、添い遂げる覚悟が必要だ。いろいろ小口径フルレンジを買って楽しみたい人には向かない。
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by yoshisugimoto | 2019-04-30 15:32 | クラシック音楽CD | Comments(0)