ラジオをFMチューナーに

小生、中高生のころはアマチュア無線が趣味だった。それで短波には未だに思い入れがある。３年ほど前だったか、5000円ほどで中華製短波ラジオを買った。買った当初はアンテナを張って喜んでいたが、今は全く触らなくなってしまった。インターネットで海外の動画が見られる時代に、好んであんな雑音だらけの音を聴く必要があるとは思えない。インターネット時代は災害でインフラが全滅したときぐらいしか、短波に存在意義はないわけだ。

短波ラジオといっても、今日ものは優秀で、スピーカーは１個しかないが、ヘッドフォンのミニプラグからFMはステレオ出力する。DACのアナログ入力が空いているのでつないでみた。もちろん本格的なFMチューナーには敵わないが結構な音質だ。デジタルではないので、アナログ的な甘さも感じられる。NHK-FMを除いて、FMはもはやオーディオ・ソースではない。カーラジオで上手く鳴るように音をいじってるという話だし、ラジオはあまりHiFiだと感じが出ない。そこそこの音質がいいわけだ。ラジオがあればFMチューナーは要らない。

現在、NHK-FMだけは、FPGAチューナーでデジタル録音しているが、民放も気分転換にちょいと聴けるようになった。