オスカー・ピーターソン・トリオの真髄
2018年 10月 10日
ピーターソンはアート・テイタムの系譜で、音数が多いのが特徴。しかし、あまりに多いと音楽から陰影が消えてしまう。MPS以降にこの傾向があった。Verve時代は音数も突出せず、レイ・ブラウンがベースで「黒さ」をつけるので、トリオとしての完成度は一番高かったのではないかと思う。ベースが別の奏者、たとえばサム・ジョーンズとか、ペデルセンでもそれなりの味わいはあったが、やっぱりレイ・ブラウンが別格。
1. I’ve Never Been In Love Before
2. In The Wee Small Hours Of The Morning
3. Chicago That Toddling Town
4. The Night We Called It A Day
5. Sometimes I’m Happy
6. Whisper Not
7. Billy Boy
by yoshisugimoto
| 2018-10-10 23:35
| ジャズ
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