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クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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フルレンジはジャズ向き

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「フルレンジの分割振動は音源に含まれるピーク音を抑制なく再生する。それがフルレンジを使い続ける理由でもある」と晩年の長岡さんが書いておられた。なるほどそういう考え方もあるのか、と当時思ったものだ。ヴァイオリンを至近距離で聴くときつい音なのだが、これが留保なく再生できるのはフルレンジということになる。

しかし、この考え方はジャズファンなら共感できても、クラシックファンには無理がある。小生、ジャズもクラシックも聴くが、本音ではジャズ<クラシックだ。ヴァイオリンはやっぱり美音で聴きたい。ステージよりは客席での音をよしとする。

フルレンジでもF120Aはヴァイオリンの音は相当のところまで再生できるが、ヴァイオリンを聴く限り、やっぱりF120AよりUNI-Qドライバーのほうが上、と言わざるを得ない。UNI-Qドライバーには別に抑制された感じもない。たいへんよく出来ている。弦楽器の再生するなら、フルレンジは何を持ってきても敵わないのではないか。ジャズ<クラシックの小生はそういう思いが強い。

しかし、ジャズを聴くとF120AとUNI-Qドライバーの差はない。むしろF120Aのほうが立ち上がりのアタックが鮮明だ。クラシック向きSPとジャズ向きSPは昔から言われてきたが、最もクラシック向きだと思っていたF120AもUNI-Qドライバーと比較するとジャズ向きに傾いてしまう。

単純化すると、本格2ウェイはクラシック向き、フルレンジはジャズ向きなのだろう。もちろん2ウェイでもフルレンジ+ツィーターの2ウェイはジャズ向きということになる。
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by yoshisugimoto | 2018-08-02 07:25 | オーディオ | Comments(0)