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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

さらばSX-V7

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地震で倒れたSX-V7をどうするか。ほぼ20年間メインのレファレンス機として大切に使用してきた。地震で倒れなければ今後ともレファレンス機として添い遂げるつもりだった。ユニットの損傷は一切ないので、傷だらけのまま使い続けるのもありだが、さすがにこれはつらい。

同じモデルを中古で入手するという手もある。しかし、最近主力で使っているのはフルレンジのF120Aのほうなので、買い直したいというほどでもない。20年も使ったのでもう十分、むしろ新しいSPを入手したほうがいいのではないか。

ということで、SX-V7は処分することにした。傷だらけなので、最初は粗大ゴミで出すしかないかと思ったが、ユニットは健在だし、せめてユニット取りにでもどこかで使ってほしい。そこでダメもとで「リサマイ」に連絡を取って、査定してもらった。これは引き取れません、と言われるかと思ったら、5000円でならとオファーがあった。めでたく商談成立で今しがた出て行った。

SX-V7は往年のメーカー製3ウェイの秀作。クロスは500Hzで、布ドームのミッドレンジを使用している。高さは880mm。こういう製品は今時ATCかPMCぐらいだ。今の3ウェイはブックシェルフ2ウェイにウーファーを追加した構成になってしまった。どれもこれも似たようなトールボーイタイプで、背丈も950~1000mmと高い。

いまさらトールボーイスピーカーに食指は動かないので、次のスピーカーはスピーカースタンドとブックシェルフにしよう。また工芸品ではなく、あくまで量産の工業製品を使いたいと思っている。SX-V7は工芸品に近いほどの工業製品だったが、こんなのが理想だ。
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by yoshisugimoto | 2018-06-21 14:36 | オーディオ | Comments(0)