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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

大阪地震

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6月18日(月)朝8時前、さあこれから出勤だと思ったら、ドスンと地震の縦揺れがきて、目の前でSX-V7をはじめとするスピーカー全てが倒れた。横揺れがはじまると、安易に積み上げていたCDラックがバサバサと倒れ始めた。小生は阪神大震災の折、海外出張していて不在だったので、地震の恐ろしさの体験がない。そのため、CDは対策を怠っていた。どうせ倒れてきても最悪死にはしない、と。

揺れがやむと、倒れたCDのため、部屋の扉が開けられない。そこで倒れたCDラックを何とか起こして、CDの仮置きを開始した。倒れたスピーカーも起こして元の位置に戻した。これで早期に部屋から出入りできるようになった。他の部屋は別状なく、小生の部屋だけの惨状だったようだ。またアンプやプレーヤー系は全く損傷がなく、倒れたスピーカーから音は出続けていた。CDラックも全てが倒れたわけではなく、きちんと地震対策していたものは、全く何ともなかった。昼に近所のコンビニに出かけたが、ふだんと何ら変わることがなかった。オーディオ仲間ではひどい被害に遭われた方もおられるが、押しなべてなんともなかったという人が大半だった。

もっと万全の対策をしていたら、被害は防ぐことが出来たのか。確かにそうかも知れないが、ある程度の被害は止むを得なかったと思う。むしろこの程度ですんだことを喜んだほうがよい。大難を小難に変えていただいた、ということになるだろうか。大宇宙の本質は万物流転、破壊と創造、死亡と誕生を繰り返しながら絶えず進化を続ける目に見えない力だ。形あるものは必ず終わりが来る。しかし、それは単なる終わりではなく、進化のための終わりということになる。こけたら後を向かずまた立ち上がるしかないわけだ。

とはいうものの、本音では相当ショックを受けていて、あまり仕事にも身が入らない。とくに無垢マホガニー材のSX-V7は余生を添い遂げるつもりでいたのだが残念だ。ボコボコで傷だらけでも使い続ければいいやん、と思われるかもしれないが、20年近く大切にしてきたので、今の姿は見るに堪えないのだ。痛まし過ぎます・・・
Commented by 京都人 at 2018-06-20 15:34 x
永年愛用してきた愛器が傷ついてしまうのはつらいものがありますね。
うちでも かけがえのない愛器が、またかけがえのない愛器を直撃して共に傷つけあって破損するという悲劇がそこらじゅうで見られました。愛器が愛器を壊してしまうというのも何ともいえないものがあります。
Commented by yoshisugimoto at 2018-06-20 16:04
それもこれも地震の成せる業でしょうね。拙宅では3週間前に15年飼ったワンコが死に、今回は20年共に歩んできたSX-V7がこんなふうになり、喪失体験が続いています。京都人さんからすれば大したことありませんが・・・
Commented by 杉ちゃん at 2018-06-21 14:37 x
おおおおおおおっ・・・・、SX-V7が・・・倒壊した棚で見えない!、杭瀬は大阪から離れているので大丈夫だと思っておりました。
やはりM5弱は侮ったらダメですね。
当方は、カップボードを開いた時に揺れが襲い、一度も使わずにRコペンハーゲンのコーヒーカップ&ソーサーが割れちゃいました。
地震(自然災害)は避けて通れないもの、しかし、その被害は最小限にしたいものですね。
Commented by yoshisugimoto at 2018-06-22 09:54
そうですね。関西大震災があったので、あそこでガス抜きは完了、自分が生きているうちは大きな地震はないものとタカをくくってました。反省して今後に備えます。
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by yoshisugimoto | 2018-06-20 13:03 | オーディオ | Comments(4)