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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

音楽に寄せて~シュ-ベルト・リサイタル アーメリング(エリー)

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昔、評論家の斎藤宏嗣さんが特薦盤にしていた録音。歌曲は苦手なジャンルだが、入手した次第。シューベルトの歌曲の録音としては、今もって一級の内容だと思う。1982年の録音だから、アーメリングは50前で、ベストコンディションだったのではないか。演奏よし、録音良し、ジャケットよし。演奏はともかく、録音やジャケットではDGのF=Dのアルバムを断然引き離す。斎藤宏嗣さんはオーディオ以外に録音を語れる数少ない評論家だったが、物故されて久しい。あの語り口はよかったな。

音楽に寄せて~シュ-ベルト・リサイタル
アーメリング(エリー) (アーティスト),‎ シューベルト (作曲),‎ ボールドウィン(ダルトン) (演奏)
1. 音楽に寄せて Op.88-4 D.547
2. 妹の挨拶 D.762
3. 私の挨拶を Op.20-1 D.741
4. 花の言葉 Op.173-5 D.519
5. 月に寄せて D.296
6. 夕べの情景 D.650
7. 春の憧れ D.957-3
8. 最初の喪失 Op.5-4 D.226
9. 夜の讃歌 D.687
10. 星 D.684
11. 少年 D.692
12. 子守歌 Op.98-2 D.498
13. ベルタの夜の歌 D.653
Commented by 京都人 at 2017-11-29 15:52 x
mixiの方にも書きましたが、これは私にとって思い出深いアルバムです。
また、このアルバムの第一曲は「菅野沖彦選Philips ステレオサウンド リファレンスレコーディング」の中にも入っています。
このCDにはオーケストラをはじめ室内楽、声楽、ピアノ、チェロなどさまざまなジャンルの曲が収められていて試聴に持ち歩くのに便利ですのでよく使っていました。
以前AccuphaseのM-1000というアンプを使っていた時、ピークレベルがディジタル表示できるので眺めていたら、オーケストラの大太鼓やティンパニーの強打の部分で約60Wの最大レベルでしたが、このアーメリンクの曲で声を張り上げたときに80Wを超えたことに驚かされました。このCDの最大レベル記録保持者です。故長岡氏が「ボーカルのダイナミックレンジはあらゆる楽器の中で最大である」と言っていましたがまさにその通りだと思いました。
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by yoshisugimoto | 2017-11-29 07:56 | クラシック音楽CD | Comments(1)