アルバム性
2017年 09月 18日



CD時代はどうか。新規に録音された音源はすべてアルバムであるのはLP時代と変わらない。再発ものでもジャズはオリジナルジャケットを重視する。ボーナストラックがついたりするが、再発もアルバム性に拘っているわけだ。しかし、クラシック音楽の再発ものの多くはオリジナル・ジャケットが改変され、余白が少なくなるよう、経済性重視でカップリングされる。その最たるものがボックス・セットだ。あれはデータであってアルバムではない。
したがって、音楽を楽しく聴こうと思えば、データをアルバムに加工する必要がある。その昔、エアチェックしたカセットテープのラベルを丹精込めてつくったりしたものだが、あれはデータをアルバムにする作業だった。今は、リッピングデータの加工が必要な時代なのだ。
ソニーのHDDプレーヤーはジャケ・アートとして500ピクセル平方の写真を取り込める。そこで当方としては、リッピングデータをLPのオリジナルアルバムで分割し、できるだけサイズの大きいオリジナルなジャケ写真を添付している。
上の3枚はオリジナルジャケットの例だが、やっぱり「アルバム性」が音楽を楽しくする、こう確信しないわけにはいかない。長岡さんの外盤セレクションは見るだけで楽しかったが、それがこの「アルバム性」のなせるわざ。ボックスセットは積極的に加工して、あの時代に戻す必要がある。
by yoshisugimoto
| 2017-09-18 06:48
| オーディオ
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