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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲3番

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大阪交響楽団のコンサートに行ってきた。引きこもってCDばかり聴いていてはよろしくないので、最低ふた月に1回は地元オケやアマオケに出かけるようにしている。さて、生のヴァイオリンの音は結構キラキラで、きつさがある。オケの弦楽合奏も硬質だし、コントラバスは2台で、オケの厚みはない。

試しに自宅でフランチェスカッティの弾くモーツァルト ヴァイオリン協奏曲3番を再生してみた。実演のイメージは出ているが、こちらはもっとシルキーな音で、もっとしたたるような美音だ。オケの音も柔らかく、低音もずっと厚めの音である。

音としての鮮度は実演が一番だが、再生音のほうが美しいと言えばヒンシュクだろうか。鮮度はともかくオーディオの再生音のほうが実演より美しいと感じるくらいがオーディオの在り方として正しいのではないか。もちろん実演を定期的に聴きに行って、正しいバランスをとることは必要だ。
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by yoshisugimoto | 2017-08-26 20:50 | クラシック音楽CD | Comments(0)