オッフェンバックの「パリの喜び」
2017年 08月 24日
指揮者でもたとえばムラヴィンスキーなんかは、芸格が高く厳しく芸術家と呼ぶにふさわしいが、両横綱は芸術家というよりは芸人だ。芸術家は芸術として表現するが、芸人はエンタテーメントとして表現する。とにかく聴衆を楽しませる演奏なのだ。カラヤンはカラヤン節で、名曲を自分流に塗り替えてしまう。オーマンディはニュートラルなようでいて、アメリカンな明るい感じになる。できれば両方聴きたい。
奇しくも、CDは同じようなジャケで出ている。演奏もジャケ同様甲乙つけがたい。
by yoshisugimoto
| 2017-08-24 06:10
| クラシック音楽CD
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