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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ジェームズ・ラスト

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イージーリスニングは音楽界の日陰の存在だ。それでも昔はいろんなオケがあった。今でもあるに違いないが、ほとんど知らない。

60~70年代に人気があったのがドイツのジェームズ・ラスト・オーケストラだ。編曲の趣味がたいそう良かった。代表曲にアンディ・ウィリアムスに書き下ろした曲で「ハッピーハート」があるが、これがジェット・ストリームでかかると感動ものだった。しかし、日本であまり人気があるとは言えなかった。人気があったのはフランスのポール・モーリアだが、個人的にはそんなにいいとは思わなかった。ジェームズ・ラストは21世紀になっても活動をつづけ、2015年に亡くなっている。

ハッピーハートはYoutubeから探してきたが、今聴いてもいい。なんとも懐かしい感じだ。
Commented by 大石良雄 おおいしよしたか本名 at 2021-05-09 08:45 x
拝啓 サイトヘッド(SH)様にはよろしくお願いいたします。SH様はジェームスラストがお好きな様ですが、自分の好みはやはり「Pモーリア」でした。Jラストは記憶では1980年代初期来日公演のTV放映が在った程度で、やはり選曲とアレンジオーケストレーションに?が在りました。この点やはり「Pモーリアはフランス出の絶対に模倣できないセンスと育ちの良さ」を感じます。これはもう幾ら努力しても駄目で天性のものです。アレンジもその時代でガラリと変わり流行に敏感で=正直古くなるのも早いが後年それを意識させないだけの実力が在った」のです。おそらくは想像ですが「Pフェイスの様に全て自己完結では無くて周囲に優秀なミュージシャンを置いてのペア&グループワーク」かもしれません。また何より「一番二枚目でスタイルが良く、見栄えも良かった点」も特筆です。そういえば「Jラスト、カラべり、レーモンルフェーブル」等も皆端正な二枚目でしたね。此処も非常に重要な要素です。それとPモーリアは早くから「シンセ他の電子楽器の多用」が特筆で、これが不思議と生オケと溶け合っていたのも素晴らしい。音質も「レコーディング、ライブ共に一番優秀」であり差が本当に無かったのです。正直カラべりは作曲家としては素晴らしい物のアレンジャーオーケストレーターとしてはかなり不満でした。日本にはこういう人はせいぜい服部克久先生くらいで本当に残念です。以前は都倉俊一なども猿真似したのですがまるで駄目でした。敬具
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by yoshisugimoto | 2017-06-15 07:59 | その他 | Comments(1)