クワイエット・ナイト マイルス・デイビス
2016年 10月 22日
へ~である。ボサノバなんかに手を出したことがあるのか。しかし、マイルス本人はこのアルバムに何の思い入れもないと自伝で広言しているらしい。その結果、マイルスの作品の中でも鬼子扱いなんだそうである。なんでもプロデューサーのテオ・マセロが、嫌がるマイルスを無視して販売に踏み切ったらしい。それで両者の間は暫く冷え込んだのだそうだ。
入手して聴いてみると、ギル・エヴァンスの編曲のオーケストラを聴くアルバムだ。ボサノバの曲をやっているというだけで、ボサノバという風情はほぼない。マイルスがソロ担当という感じ。傑作とは言えないが、つまらない作品でもない。ま、こんなのがあってもいいよね、というアルバムである。本人が失敗作だと思っていても、ファンはそうは思わないというケースはままある話である。
マイルス・デイビスとギル・エヴァンスのコラボ作品は何作かあるが、これが最終作となる。
クワイエット・ナイト マイルス・デイビス
1. ソング#2
2. ワンス・アポン・ア・サマータイム
3. アオス・ペス・ダ・クルス
4. ソング#1
5. ウェイト・ティル・ユー・シー・ハー
6. コルコヴァード
7. サマーナイト
by yoshisugimoto
| 2016-10-22 15:44
| クラシック音楽CD
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