オネゲルの『典礼風』
2016年 08月 02日

たとえば交響曲3番の『典礼風』。これはムラヴィンスキーの冷徹非情な録音があるが、極北のイメージ。夏に聴くと涼しい。オネゲルの交響曲は再生して「うるさくない」という点が肝心。昔の発展途上の装置ではムラヴィンスキーの録音など硬質で聴く気が起こらなかったが、今の装置では相当の優秀録音に聴こえる。買ったのは25年近く前だが、装置が改善して手に取るようになった録音である。
カラヤンとベルリンフィルはもっと流麗な感じだが、どちらも名演である。

by yoshisugimoto
| 2016-08-02 07:43
| クラシック音楽CD
|
Comments(0)