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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

メンゲルベルクの悲愴

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依然としてメンゲルベルクの復刻盤がマイブームである。今回はオーパス蔵の復刻。悲愴もいいが、ヴィヴァルディの合奏協奏曲も驚くほどいい。このレーベルは盛大に針音が残っているが、かいまからはオケの新鮮な音が聴こえて来て、当時のコンセルトヘボウの音は十分にしのぶことができる。

メンゲルベルクの悲愴の録音は1937年と1941年があり、両方とも名演だが、メングルベルクらしいタメが特に顕著なのは37年の方。しかし、録音は41年のほうが良い。結論として両方持つことになる。

SPの復刻を聴き比べて喜んでいる小生は、オーディオマニアといっても音楽マニアに近い。そのため純粋なオーディオマニアと価値観も異なる。SNSの書き込みを見ても、オーディオだけに関心ある人とは隔たりがあるように感じる。

オーケストラ: アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮: ウィレム・メンゲルベルク
作曲: チャイコフスキー, J・S・バッハ, ヴィヴァルディ
1. チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
2. ヴィヴァルディ:合奏協奏曲
3. J・Sバッハ:G線上のアリア
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by yoshisugimoto | 2016-04-10 06:21 | クラシック音楽CD | Comments(0)