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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

Jazz Advance Cecil Taylor

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幻のレーベル「トランジション」に入れたセシル・テーラーのデビュー盤。私は基本、フリージャズはダメである。いかに評論家が高く評価しても、コルトレーンの晩年やアルバート・アイラーはしんどい。セシル・テイラー然り。以前「黙舌」を入手したことがあるが、難解なソロピアノで結局ほとんど聴いていない。
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しかし、エリック・ドルフィーのようにメロディーラインが残っているフリージャズっぽいのは大好きなのである。楽しい、とか哀愁がある、それが美であるが、辛口で複雑な美もあるわけだ。モンクなんかもその傾向がある。

この録音はその「フリージャズっぽい」ジャズ。ジャケットも渋いが内容もいい。もともとが幻のレーベル「トランジション」の希少盤であることを加味すれば、是非とも持っていたいCD。1955年録音。

Jazz Advance
Cecil Taylor
収録曲
01.ベムシャ・スイング (MONO)
02.チャージ・エム・ブルース (MONO)
03.アズール (MONO)
04.ソング (MONO)
05.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ (MONO)
06.リッキックショウ (MONO)
Cecil Taylor – piano
Buell Neidlinger – bass
Denis Charles – drums
Steve Lacy – soprano saxophone (tracks 2 & 4)
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by yoshisugimoto | 2016-01-30 07:39 | ジャズ | Comments(0)