スイート・ハニー・ビー デューク・ピアソン

１曲目の「Sweet Honey Bee」、これがもうジャケット通りのサウンド。「おしゃれ」で白人的な感じ。といって黒さがないわけでもない。フルートが印象的な曲。 このアルバムの曲はすべてデューク・ピアソンのオリジナルということであるが、どれも軽快で洒落ている。アマゾンの1円CDだったので、迷わず確保。

デューク・ピアソンはピアニストや作曲家として以外に、プロデューサーとしてライオンとブルーノートの経営に参画していたことでも知られる。ブルーノート・レコードの1960年代におけるハード・バップ路線の大部分を肉付けした人物らしい。1966年にブルーノートが買収されると、ピアソンもついに1971年に同社を退き、カレッジで教鞭を採るようになった。1970年代に多発性硬化症を患い、そのため1980年にアトランタ退役軍人病院で死去したそうである。

スイート・ハニー・ビー デューク・ピアソン
曲目リスト
1. スイート・ハニー・ビー
2. スーデル
3. アフター・ザ・レイン
4. ガスライト
5. ビッグ・バーサ
6. エンパシー
7. レディ・ルディ?
Duke Pearson(p),Joe Henderson(ts),Freddie Hubbard (tp),James Spaulding(fl, as),Ron Carter(b),Mickey Roker(ds)