クリップスのチャイ5
2015年 11月 11日

この曲はケレン味がたっぷりで、たとえばストコフスキーだったら、はったりかました爆演になる。しかし、クリップスの演奏は正反対のアプローチで、自然、中庸、流麗にウィーン・フィルの音を生かした趣味のよいもの。チャイコフスキーらしい臭みをほとんど感じない。いろいろな名盤が目白押しのこの曲だが、個人的にはこのクリップス盤がベストである。クリップスの個性がすべていい方向に効いている。
今回は1989年のキングレコードのプレスを敢えて入手した。柔らかい音でおそらく現在のユニバーサルよりいいと思う。なおLP時代はこんなジャケットだった。

演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: クリップス(ヨゼフ)
by yoshisugimoto
| 2015-11-11 19:37
| クラシック音楽CD
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