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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

PAUL CHAMBERS / 1ST BASSMAN



ポール・チェンバースはジャズ界No.1の多作家だ。参加している録音は無数、であるはずはないが、そんな印象を受ける。それがわずか33年の生涯で、活動期間は10年ほど(1955~1965)。30代になってからは引退同然で、20代にトップ奏者として活躍した。ベーシストとしては、アルコの音程が不安定という欠点もあるが、それも味のうちだと思う。太く短く人生を駆け抜けたハードバップの神童だ。

この録音は1960年の絶頂期の録音。めずらしく3管編成で、ピアノにはケリーも参加している。 タイトルも粋だ。「一番のベース奏者」と「一塁手」をかけてある。

この録音はVeeJay原盤だが、版権切れ。筆者はHMVのセールで、新品を500円以下で入手した。レーベルはHallmarkだが、どうもここのCDは音が良くない。今後はやめだ。そこへいくと25年前のプレスでもOJCはいい。

Tonny Turrentine(tp)
Curtis Fuller(tb)
Yusef Lateef(ts)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Lex Humphries(ds)

1.Melody
2.Bass Regiion
3.Retrogress
4.Mopp Shoe Blues
5.Blessed
6.Who’s Blues
Commented by 如月 at 2015-06-24 19:38 x
ポール・チェンバースのリードアルバムは、ブルーノートの三枚ぐらいしか知らなかったのですが、別のレーベルだともう幾つかあるのですね。ebayで探してみます。
Commented by yoshisugimoto at 2015-06-24 20:12
VeeJayの”Go!”というアルバムがとくにいいですね。
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by yoshisugimoto | 2015-06-24 16:23 | ジャズ | Comments(2)