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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

グリーン・ドルフィン・ストーリート ビル・エヴァンス

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1959年1月の録音。ちょうど筆者が生まれたころである。有名なヴィレッジ・ヴァンガード・セッションより前であるが、エヴァンスに変わりはない。ベースがポール・チェンバースで、ドラムスがフィリー・ジョー・ジョーンズ。このメンバーでは悪かろうはずがない。録音はこの時期にしてはなぜかモノラルのようだが、全く違和感はない。

チェンバースは好きなベース奏者だが、ラファロみたいなインタープレイにはならず、あくまでバッキングでつけて、ソロを繰り出すスタイルで、アルバムに強烈な特色は感じにくい。その意味では、エヴァンスの膨大な録音のなかではBクラスである。

しかし、つい手にとってしまうアルバムとしては最右翼になるだろうか。個人的には「グリーン・ドルフィン・ストリート」がいい。もちろん、テレビCMに採用された「あなたと夜と音楽と」もいい。

グリーン・ドルフィン・ストーリート
ビル・エヴァンス
1. あなたと夜と音楽と
2. マイ・ハート・ストゥッド・スティル
3. グリーン・ドルフィン・ストリート
4. ハウ・アム・アイ・トゥ・ノウ?
5. ウディン・ユー (テイク1)
6. ウディン・ユー (テイク2)
7. ルース・ブルース

ちなみに、エヴァンスには『クインテッセンス』というアルバムもあり、かねてから似たジャケットだな、と思っている。初めは同じジャケットだと思っていた。
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by yoshisugimoto | 2015-05-13 06:36 | ジャズ | Comments(0)