オンド・マルトノ
2015年 01月 01日
オンド・マルトノ (Ondes Martenot) は、フランス人電気技師モーリス・マルトノによって1928年に発明された。多くの鍵盤型電子楽器がオルガン同様両手の同時演奏や和音による複数の音を同時に発することができるのに対し、オンド・マルトノはテルミンに類似しており、基本的には単音のみの発音しかできない。本来は三極真空管を用いた発振回路で音を得るが、近年は集積回路を用いたモデルも製造されている。
クラシックでは他に知らないが、NHKの大河ドラマのテーマ音楽には既に2曲も採用されている。「独眼竜政宗」と「八代将軍吉宗」である。作曲は両方とも池辺晋一郎である。
Youtubeにデータがあるので、ご紹介したい。プ~ウッという音がそれである。メロディ楽器というよりは打楽器に近い。
NHKの大河ドラマをリアルタイムで視聴していたのは、学生時代までである。それからは、テーマ音楽のCDを入手して楽しんでいる。演奏はN響だし、どの曲もレベルが高く、よくできている。
by yoshisugimoto
| 2015-01-01 15:10
| クラシック音楽CD
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