ファイナル・ノーツ ウィントン・ケリー・トリオ
2014年 12月 27日
録音は1968年。この時期になると、すでにベースのチェンバースは抜けてしまっていて、変わりはロン・マックルーアである。ドラムスはお馴染みジミー・コブ。サックスはマイルスとも録音がある、ジョージ・コールマンである。ワン・ホーンアルバムである。内容に不満はない。
音質を他のVeeJay盤と同じに考えていたが、だいぶ落ちる。ピアノの音が頼りなく、ホンキートンクのような音色だ。明らかにプロ用機材で録ったものではない。おそらくテープレコーダーのワウフラもよくなかったのだろう。どちらかと言うとケリー・ファン向け。ライブものとしては、フルハウスとかハーフノートのウェス・モンゴメリーがやはり一押しだ。私はケリー・ファンだから、当然持っていたいが、一般向けではない。現在廃盤はうなずける。無理に買うほどでもないと思う。
ファイナル・ノーツ
ウィントン・ケリー・トリオ
曲目リスト
1. イントロダクション
2. ユニット7
3. インタールード~飾りの付いた四輪馬車
4. オン・ザ・トレイル
5. ミスタ-P.C.
by yoshisugimoto
| 2014-12-27 15:16
| ジャズ
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