トゥー・ジムズ・アンド・ズート

Mainstreamレーベルに残された通好みの一枚。ジミー・レイニー(g)のリーダー作であるが、ズート・シムズ(ts)、ジム・ホール(g)という3人の対等に音の会話を繰り広げる。録音優秀。63年ごろの収録だったと思う。

このCDは以前イタリアのミラノに出張した折、ワゴン・セールに出ているのを買ったもの。実は隠れ名盤なのだそうである。現在は入手でプレミアがつく。私の手元にあるのは、さらに入手困難なモービル・フィデリティ盤だ。

そういう事実を知ると、聴く意欲が出てくるのだから、自分はいい加減なマニアだな、と思う。しかし、どんな理由でも聴く意欲が出るのはいいことだ。

Track listing
"Hold Me" (Gerry Mulligan) - 2:55
"A Primera Vez" (Alcebíades Barcelos, Armando Marçal) - 4:19
"Presente de Natal" (Nelcy Noronha) - 3:06
"Morning of the Carnival" (Luiz Bonfá, Antônio Maria) - 4:34
"Este Seu Olhar" (Antônio Carlos Jobim) - 4:35
"Betaminus" (R. Ellen) - 3:18
"Move It" (Jim Hall) - 4:25
"All Across the City" (Hall) - 4:48
"Coisa Mais Linda" (Carlos Lyra, Vinicius de Moraes) - 4:20
"How About You?" (Leo Feist) - 3:52