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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

プリメインアンプ

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MA7000を修理に出した折、引き取りに来た赤帽のドライバーがこう言った。

「こないに重くないといかんのですか」

もっともな指摘である。昨日、ふと考えてみた。これを今売ったらどうなるか、と。

ヤフオクで売買すれば、45万~50万くらいだろうか。下取りに出すと35万といったところ。それだけの現金を手にして、他に買いたいアンプがあるか、と言えばこれがないのだ。セパレート・アンプは始めから考えていない。我が家の装置でプリとメインを分ける意義が理解できない。それに置き場所に困る。プリメインに限るわけだ。

今後のメンテナンスを考えれば、断然アキュフェーズだが、あまりときめかない。マランツは良さそうだが、イコライザーなし、メーターなし。パワーも少なめで明らかに格落ちである。たしかにトヨタのクラウン的な安心感はあるのだが、趣味のオーディオとしては、それ以上のサムシングが欲しい。そのほかの国内メーカーもあるのだが、私にはちょっとご縁がない感じがする。マッキン以外の海外製はなおのことである。

仮に買い換えたとしても、新品が馴染んでつややかな音を出すのに2~3ヶ月かかる。MA7000だって馴染ませるのに苦労したのではなかったか。とすれば当初の2~3ヶ月は忍耐がつきものなのだ。新築の家でシックハウス症候群が起こるようなものだろうか。屋移り貧乏と言うが、下手に買い換えると却って状況は良くなさそうだ。

修理に時間がかかりすぎるのが忌々しいが仕方がない。結局、今後の故障のリスクを考えても、現用機が一番オーディオライフが楽しめそうという結論に落ち着いた。
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by yoshisugimoto | 2014-09-01 10:25 | オーディオ | Comments(0)