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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ベーリンガーの業務用アンプ

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マッキントッシュのプリメインアンプMA7000がおかしい。片CHだけ異常に発熱してA級アンプのようになる。最後にはパワーガードが働く。修理にはひと月はかかるらしい。どうしても保証期間中の無償修理が優先するので、保証期間が過ぎると時間がかかる、という説明であった。

と言ってこのまま使い続けるわけにもいかない。やむを得ず、修理に出すことにした。ヤマトの引越し便に連絡をとったところ、オーディオのアンプは問題が多発しているので、この7月から引き取らないのだそうである。やむを得ず、赤帽を使って販売店まで持っていった。送料5000円也。ハイエンド・オーディオは金も手間もかかる!

幸い友人が代替のアンプを快く貸してくれた。それがベーリンガーの業務用アンプのEP2000である。定価は2万円台のアンプで、前の持ち主が入出力端子を一般用に特注したとのことである。

MA7000とは一聴して聴き劣りするが、2万円台ならむしろ健闘していると言える。それに使っていると、違いはあまり気にならなくなってくる。なにせ1ヶ月かかるのだから、その間も気長に楽しまなくてはならない。そういうのもオーディオ人生である。修理が上がってくるのを一日千秋で待ち続けるなどというのは最低の生き方である。

心配なのは、もしかしたら修理代が嵩むかもしれないし、今後も故障するかもしれないということだ。しかし、これも心配したところでどうなるわけでもない。成り行き任せである。そもそも前のMA2275を2年も使って無償交換してもらい、そのうえでMA7000を5年使ったというだけで、ありえない幸運を経験しているわけだ。その間いろいろあったが、お金が出て行ったわけではない。すべて無償対応である。

アンプを交換してみてわかったのは、スピーカーとケーブルの取り合わせの完成度が高いことである。アンプが変わってもバランスはほぼ適正。これはこれで自信を持った。
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by yoshisugimoto | 2014-08-30 09:34 | オーディオ | Comments(0)