シベ7
2014年 07月 10日
しかし、全く盛り上がらないのである。まず、曲が盛り上がりと無縁なこと、20分程度なので、コンサートでは2曲目の中継ぎに据えられることだ。そして思いのほか音量が感じられない。
これは盛り上がるシベリウスの2交がコンサートの最後に据えられるのと対極にあると思う。シベ2はコーダにトランペットの強奏があり、オケ全体が咆哮する趣がある。うまく終わったときは歓声もあがる。
シベ7はコンサートでは盛り上がらないが、家ではよく聴く。短いし鑑賞には手ごろだ。幽玄という感じがいい。学生時代にFMで初めて聴いたのが、ベルグルンド指揮ボーンマス響だった。このCDはオケこそ異なるが、同じベルグルンド。2枚目の1曲目というのも鑑賞に便利だ。激安で手に入れたのは言うまでもない。
Sibelius: Symphonies Nos. 5 - 7 / Finlandia / Tapiola / The Oceanides
Jean Sibelius (Composer), Paavo Berglund (Conductor), Helsinki Philharmonic Orchestra (Orchestra)
by yoshisugimoto
| 2014-07-10 20:05
| クラシック音楽CD
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