ネットワーク・オーディオ
2014年 03月 23日
考えようによっては、パソコンとネットワーク・オーディオ・プレーヤーを両方準備する必要がある、ということになる。ネットワーク・オーディオ・プレーヤーだけでは、ソースデータを増やすことは一切できないからだ。この意味で、操作はネットワーク・オーディオ・プレーヤーとパソコンに二元化する。リモコン操作するなら、さらにタブレット端末かスマホが必要になる。
操作から言えば煩雑だ。従来のパソコン再生は操作系をパソコンに一元化でき、シンプルだ。筆者はパソコンは常時立ち上げているので、できたら操作はパソコンに一元化したい。
一方ソースの問題もある。いまどき中古CDはたいへん安い。これに対してハイレゾ・ダウンロード音源はたいへん高い。価格設定はCDの黎明期に戻ったかのようである。ハイレゾ・ダウンロード音源と中古CDのどちらを採るか。筆者は価格と存在感で中古CDに軍配を上げる。我が家のDACカプリースはCDでも結構ハイレゾ音源に肉薄する音を再生するからだ。
そうやって詰めていくと、気合を入れて聴くときはCDトランスポートで、聴き流すときはパソコンで、という従来型のスタイルのほうが何かと都合がいい。ネットワーク・オーディオはたしかにパソコン再生(USB出力をSPDIFに変換してDACに放り込むやり方)よりも音がいいだろう。しかし、大差ないはずだ。ネットワーク・オーディオ・プレーヤーなるものがDAC内蔵というのもいただけない。内蔵DACはあっても使わないから無駄なのだ。だから個人的にはネットワーク・オーディオは様子見である。現在はパソコン再生で十分だ。
by yoshisugimoto
| 2014-03-23 09:02
| オーディオ
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