
録音もたいへん良くて、弦の音がとくにきれいだ。個人的には1曲目のアルビノーニのアダージョが印象に残る。弦に加えてチェンバロ音の拾い方がたいへん上手い。おそらく専用のマイクを立てたのではないかと思うが、チェンバロの音がここまで美しく効果を上げている曲を知らない。
『魔法のメロディ』
ケーゲル/管弦楽作品集
・アルビノーニ(ジャゾット):アダージョ [9:46]
・グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』~「精霊の踊り」[6:25]
・グリーグ:『2つの悲しき旋律』~第1曲「傷ついた心」[4:17]
・グリーグ:『2つの悲しき旋律』~第2曲「晩春」[6:00]
・ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『4人の田舎者』~間奏曲[3:03]
・シベリウス:『悲しきワルツ』[4:41]
・グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』~序曲[5:22]
・ムソルグスキー(R=コルサコフ編):歌劇『ホヴァンシチナ』第4幕間奏曲[2:58]
・フランツ・シュミット:歌劇『ノートル・ダム』~間奏曲[5:19]
・レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』~間奏曲[3:26]
・ファリャ:『恋の魔術師』~「火祭りの踊り」[3:52]
・エルガー:『威風堂々』第1番[6:03]
・ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ[3:50]
ラルフ=カールステン・ブレムゼル(ヴァイオリン/アダージョ)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
録音:1986-87年(デジタル)
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