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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

効率的なスピーカー自作の道

長岡さんが確立して、普及された趣味にスピーカーの自作という趣味がある。マルチウェイSPをつくるのもありだが、手軽に楽しむならフルレンジに限る。ネットワーク不要だからだ。

スピーカーの自作は大半ハコづくり、つまり木工である。いかにしてフルレンジから低音を引っ張り出すかが勝負だ。バスレフ・ダブルバスレフ・バックロードホーンはみな低音を出す工夫と言っていい。
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しかし、共鳴・共振を使って良質でもない低音を出すのがそんなに意味あることかな、と思ってしまう。小さなフルレンジが馬鹿でかいハコに取り付けられているのをみると、なんだかなぁ、と思わざるを得ないのだ。

何が言いたいのか。サブウーファーを一組持っておれば、馬鹿でかいハコは必要ない、ということだ。とくにサブウーファーがアクティブ型でクロスやレベルの調整が自由自在なら、フルレンジは息抜き穴をつけたサテライトSPで十分ということになる。大きなハコやバッフルは必ず音場感を劣化させるのである。

ただし、サブウーファーは良質なものに限る。たとえばフォステクスのこの製品
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私のサブウーファーはパッシブ型のASWで18mHのコイルで中高音を切っている。このタイプなら能率さえあえばいろいろな小型スピーカーが使用可能となる。

サブウーファーを使っていろんなユニットを使ってみるのが最も効率的なスピーカー自作の道ではないだろうか。木工のハコ作りは最低限にするのがコツだと思う。

サブウーファーなしの小型フルレンジ・スピーカーは所詮ミニチュア・オーディオである。ミニチュアが好きだと言われればそれまでだが、本格オーディオにはほど遠い存在だと思う。
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by yoshisugimoto | 2013-02-24 11:19 | オーディオ | Comments(0)