トランジスター・アンプのエージング
2009年 02月 24日

販売店の方から、
「トランジスター・アンプはエージングに時間がかかりますから」
とは言われていた。MA7000は雑誌などでは絶賛されているモデルであったが、はじめの1ヶ月はいかにもトランジスターアンプらしい硬い音でがっかりだった。使いはじめてからは24時間電源オンで、一度も電源を落としたことがない。そうして何とか音が変わってくれる可能性にかけていたわけだ。
このアンプを下取りに出せば、ユニゾン・リサーチの真空管アンプの「シンフォニア」と等価交換可能である。本当にそうしようか迷ったものである。
しかし、ある日音が変わりはじめた。しかし、変わりはじめはほんのわずかで、5バンドイコライザーをいじって何とかごまかして聴いていた。
そうこうしているいちにいよいよ音が変わりはじめ、トランジスターアンプらしい硬い音がなくなってしまった。以前使っていた真空管アンプと較べても遜色なくなった。今では5バンドイコライザーはフラットでOKである。
「気のせいでしょう。トランジスターアンプはそう音は変わりませんよ」
とある方から言われた。気のせいではない。当方の聴覚はそんなにいい加減なものではない。しかしケーブルを交換したり、カーボン・ダイアトニックを使ったりはしている。相乗効果は出ているものと思う。しかし、アンプの音が変わらないとこういう音にはならない。
アンプはエージングでは変わらないとする記事をよく見かける。変わらないアンプもあるのかもしれない。しかし、見切るのは慎重にしたほうがよい。あわてるとまるで本領を発揮しないうちに手放して、満足するのは次のオーナー、ということも十分起こりうる。少なくとも24時間1ヶ月電源オンで様子を見ることをオススメしたい。
by yoshisugimoto
| 2009-02-24 13:13
| オーディオ
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