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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

バイタルのVAM265

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筆者はいわゆる高級ケーブルと相性が良くない。雑誌で紹介されている、アクロテック、SAEC、SPACE&TIME、S/Aラボ、といったあたりはきつい音で好きになれない。

現在電源ケーブルはすべて5.5スケ電力キャブタイヤケーブル(ラバロン)だが、マイサウンドはこれに限ると思っている。

アンプをMA7000に交換してから、RCAケーブルにベルデンの8412を使ってきた。悪くないケーブルだとは思うが、今のシステムにドンピシャとはいかない。やや荒さを感じるのだ。やっぱり情報量が少ないのだろう。

そこで英国製のプロ用ケーブル、バイタルのVAM265に注目、ネットでいろいろ調べてみたが、自分のシステムに合いそうなので、購入に踏み切った。1m1組で5000円ほどだった。

つないでみたところ狙い通りで、バランスに限って言えば生音に一番近い。ただソリッド・ステートアンプのキャラクターのせいだと思うが、少々音が細身に感じる。先のことはわからないが、このケーブルを使い続けることはないだろうというのが第一印象である。

オーディオはこのはまった音とはまらない音の格差が大きい。はまらない音ははまった音の半分の魅力もないのがオーディオというものだ。逆にはまった音にははっとさせるようなマジックがあるものである。
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by yoshisugimoto | 2009-01-29 21:32 | オーディオ | Comments(0)