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クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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田中希代子のラフマニノフ



田中希代子は原智恵子と並ぶ日本のピアノ界のパイオニアである。原智恵子が天寿を全うしたのに対して、こちらは若くして不治の病に冒され、演奏家を引退せざるを得なかった。膠原病なんだそうだ。

なぜか日本の黎明期の音楽家は悲運の人が多い。夭折した貴志康一、廃人同然になった渡辺茂夫、そしてこの人である。ジャズには躁うつ病で自殺した守安祥太郎というピアニストもいた。

この録音は発病する数年前のもの。実に確信に満ちた力強い演奏である。録音もステレオで録られていて、予想外に良好である。ラフマニノフはいい。ラヴェルはオケが少々とちっている。

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18
 録音:1965年1月14日(ライヴ、ステレオ)
・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
 録音:1959年10月8日(ライヴ、ステレオ)

 田中希代子(ピアノ)
 日本フィルハーモニー交響楽団
 渡邊暁雄(指揮)

 (原盤:文化放送)

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by yoshisugimoto | 2007-10-23 06:29 | クラシック音楽CD | Comments(0)