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by yoshisugimoto
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ムラヴィンスキーのエロイカ



ムラヴィンスキーは史上最高の指揮者ではないだろうか。個人的にはセルを高く評価するものだが、ムラヴィンスキーはセルと似たスタイルでセルより上ではないかと思う。ところがムラヴィンスキーは全く録音に恵まれていない。はっきり言って最高の演奏が実に拙劣な音で録られているわけである。

一番ましなのがDGのチャイコフスキー録音だ。これとて1960年録音である。東京でのライブ録音はデンスケによる膝上録音で、SNは悪いが、神々しさはある程度とらえているように思う。メロディアの録音は概してよくない。弦の音が歪っぽくてこの人の神々しいばかりの音とはほど遠い。このあたり想像力で補って聴く必要があるのだ。

このエロイカは68年録音だがモノラルだ。しかしムラヴィンスキーを鑑賞するにはまずまずの音である。弦の音も爽やかに録れている。演奏は例によって完成度が極めて高い。ムラヴィンスキーに駄演はないと思う。

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by yoshisugimoto | 2007-10-22 07:29 | クラシック音楽CD | Comments(0)